この記事に辿り着いた方はこのような心当たりがありませんか?
「いつも給料日前はお金に困っている」
「買い物癖が直らない・買い物したい」
「物が散乱してる・同じ物を買ってしまう」
このような方は浪費をしている可能性が高く、いつもお金に困っている方が多いです。
買っても使わなかったり、衝動買いをしてしまう方は浪費でお金を無駄にしています。
この記事ではその原因を解説しながら、浪費をなくすための方法を提案していきます。
原因を知ることで浪費癖を直すヒントになります。
浪費の原因と特徴を知る
浪費する方の特徴と改善策を1つずつ解説していきます。
物欲のまま物を買う
ブランド品や洋服など欲求のまま買ってしまう。
あればあるだけいいという思考で「なぜ欲しい?」、「目的は?」がはっきりしていない。
結果的にほとんど着なかったり、飽きて違うものが欲しくなります。
解決策は1ヶ月くらい時間を置くようにして、その場で即決しないよにします。
一度時間を置くことで冷静になるので物欲のままの浪費を防いでくれます。
また使用目的も明確にする必要もあります。
ほとんど着ない服がある
クローゼットが服で溢れていませんか?
一目惚れで買ってしまう服はクローゼットの肥やしになりやすく、奇抜な色、デザインは着回しが難しいので着用率は低くなります。
セールだからと安さ重視で選んでしまうと後悔する確率が高いです。
解決策は事前に買うものを決めてリスト化することです。
デザインも「着回しやすさ」、「シンプルさ」で選ぶと失敗の確率が下がります。
また持つアイテムの数を決めておくのも有効な方法です。
流行を追いすぎ
流行を追うのは悪いことではありませんが、流行は廃れも早いです。
結果着なくなるので、長期的な着用が難しいです。
オシャレの最先端を追い続け、新しい商品が出るたびに買ってしまいます。限定ものやセールにもつい振り回され、『今しか買えない』という衝動に駆られてしまうのが悩みです。
好きなことに対して他人が「それは無駄だからやめろ」と強制するのは良くありません。
ただ、お金がないのに無理して買っていたり、ローン地獄になっている方は見直しが必要です。
解決策はミニマリストになり、お金の勉強をすることです。
ミニマリストになると自分軸ができるので結果的に流行りの誘惑に惑わされることがなくなります。
お金に無関心
収入が多くても、浪費癖のせいで常に金欠状態に陥っている人も少なくありません。
入ってくるお金をあるだけ使ってしまったいくらあっても足りませんね。
「今が楽しければそれでいい」と考え、将来設計や費用対効果を考えない方が多いです。
結果、毎月金欠状態になります。
解決策はお金の勉強をすることです。
おすすめな本は「【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学」
まずはお金に興味を持つことが大切です。
買い物依存症
買っても使わない物が多い場合、買うという行為自体が快感となり、お金を使うことに依存している可能性があります。
また、お店の人からお得意様扱いされることで感じる一時的な快感が癖になり、さらに無駄遣いを繰り返してしまう心理が問題です。
「限定品」「今だけ特別価格」といった誘惑に弱く、本来必要のないものまで衝動的に購入してしまう傾向があります。
これについては解決が難しいです。
何が原因かわからないので、日常や仕事のストレスからなのか心理的依存なのか判断できません。
自分がアドバイスするならそもそも買い物に行かない。
ECサイトなどの情報をシャットアウトする。
ストレスなら運動や旅行など体験型にお金を使うようにする。
計画性がない
お金がない人の特徴として計画的にお金を使えていない方多いです。
固定費と変動費もざっくりとした額しか把握しておらず、あるだけ使ってしまいます。
そして、給料日前に金欠になりパターンが多いです。
解決策は家計簿をつけることです。
理由は自分が何にどのくらい支出しているのか視認することができるからです。
おすすめは「マネーフォワード ME」です。
アプリとクレカを紐付けで簡単管理できます。
アプリ以外でも買った物を記録して必要な物だったか見直してみましょう。
整理整頓ができていない
掃除が苦手で家の中が散らかり、自分の持ち物を管理できていない方は無駄な物を買う傾向があります。
日用品の在庫が無駄に積み上がり、買ったものの使われずに放置されている物が多いことが問題です。
これは使うものと不要なものの線引きが曖昧なためこのようなことが起こります。
必要な量がわからないのでとりあえずたくさん買う、そして無駄になるという結果です。
解決策はシンプルに整理整頓、断捨離を行うことです。
整理整頓とは「使う物・使わない物を分別して、使わない物は処分して、使う物を使い易いように揃える」ことを言います。
家・部屋の管理が把握できないと何が必要で不要なのかわかりません。
ミニマリストになると、所有物を最小化できるので無駄遣いが減ります。
この機会にチャレンジすることをおすすめします。
見栄を張っている
人は誰しも周りからすごく見られたい、尊敬されたいという欲があります。
他人よりもいい物を身につけて、高級な車、時計を所持して、高級店で優越感に浸る。
リッチな生活をすることで自分のステータスは高いと周りにアピールします。
高所得者がこれをやるのは別に問題ありませんが、中流層以下がこれをやれば貧乏谷へ落ちます。
解決策は「自分はどのような人生にしたいかを具体化する」ことです。
例えば、自分の場合だと「自由な人生にしたいから極力労働はしない。ストレスを最小化して自由な時間を最大化させる」
ことを目標にしています。
自分軸ができると他人軸を気にしなくなりました。
よかったら実践してみてください。
コンビニの日常使い
日常的にコンビニを利用している方は習慣を見直しをおすすめします。
コンビニはスーパーに比べると30〜40%割高に設定されています。
確かに便利でつい利用してしまいますが、どうしても必要ない物を買ってしまいがちです。
習慣になってしまうとなんとなくコンビニに立ち寄って何かしら買ってしまいます。
小さな額ですが、長期的には結構な金額になってしまいます。
解決策はスーパーで日用品を買うことです。
例えばペットボトル飲料、コーヒーをよく飲むならスーパーで買い溜めしておく。
マイボトルを持つこともおすすです。
お弁当なら自炊をしてコンビニで買わないようにする。
料理の腕も上がりますし、工夫次第で時短料理もできます。
外食、デリバリーサービスを利用している
外食はたまになら問題ないと思いますが、デリバリーサービスはやめた方がいいです。
確かにお店まで行くには準備が面倒なので届けてもらう方がコスパがいいように思いますが、その分配達料がかかるので結構割高になります。
日常使いしている方はやめた方がいいです。
解決策は「基本は自炊」にすることです。
当たり前だと思われますが、面倒くさがりは自炊をあまりしない傾向です。
全く自炊しない人も珍しくありません。
ネットで時短料理もあるので、ぜひ探して作ってみてください。
たまに外食する程度なら問題ありません。
仕事のストレス
仕事や人間関係のストレスから物欲が爆発して散財してしまうケースがよくあります。
食に走るタイプや洋服などに走るタイプなどいろいろなタイプが存在します。
共通点は強度の高いストレス下にあることです。
解決策はストレスのある環境から脱することです。
転職や人間関係の整理整頓をするしかありません。
ハードルは高いかもしれませんが、その環境にずっといても問題解決にはならないので、また散財を繰り返すことになります。
もしくは発散方法を運動にするなどが効果的です。
劣等感が強い
自分に自信が持てず、強い劣等感を抱えていると、ブランド品や珍しい物を所有することでしか自分をよく見せられず、心のバランスを無理に保とうとする傾向があります。
他人と比較したり、競い合っている環境に身を置きすぎると散財しがちになります。
解決策は「劣等感を物で埋めようとするのではなくスキルアップや経験で埋める」です。
自分に自信がないからブランド品で外見を整えようとしますが、そうではなく、内面を磨いてオリジナルの体験を積み重ねていくと他人と比較しなくなります。
まずは自分と対話して価値観の見直しをしてください。
面倒くさがり
面倒くさがりさんはお金に困っている方が多い印象ですね。
例えば歩くのが面倒だからタクシーを使う、スーパーで買うのが面倒だからコンビニを利用するなど…
もちろん時間効率や楽さを考えたら一概に否定できるものではありません。
ただ、何でもかんでも楽しようと考えてしまうと効率より浪費になってしまうこともあるので注意が必要ですね。
解決策は「バランス取ること」です。
時間的、作業的効率を考えてそこにお金を払うことは大賛成です。
しかし何も考えず全てに対してお金で解決してしまうと貧乏谷一直線です。
出すところには出して、節約するところには節約するなどバランスを考えましょう。
使用目的がはっきりしないものは買わない
なぜ浪費になるかというと「購入理由がはっきりしていない、具体的にどんな恩恵があるのか理解していない」というのが原因です。
結局飽きたり、使う頻度を見誤ったりする場合があります。
例えば自分の場合高圧洗浄機を買おうか迷っていましたが、レンタルで十分でした。
解決策は買う目的をはっきりさせることと、できればレンタルができるならレンタルで試してから購入を検討することです。
それと買い物リストに保管しておいて時間を置いてから定期的に考え直してください。
時間が経つと冷静になり、物欲も収まってきます。
即断即決は厳禁です。
節約する気がない
そもそも「節約」と「お得」の境界線が曖昧です。
セールはお得に買えるから節約につながると考えている方も少なくありません。
しかし、本当に必要のない物まで大量に買い込んでしまい、結果的に無駄になっているにもかかわらず、そのことに気づいていない場合が多いです。
解決策は節約の方法や思考を見直すことから始めます。
正しい節約を学んだのち自分の節約を試したり、家計簿をつけて管理していけばお金は必然的に手元に残っていきます。
それとセールに飛びつくのもよくありません。
いくら安いからと自分に必要のない物はゴミ同然です。
貯金しない・できない
貯金する必要も目的もないので、お金は使ってナンボと考える方も一定数います。
もちろんそれ自体を否定するつもりはありませんが、「備えあれば憂いなし」という言葉があるのように必要になった時にお金がないのは寂しいですよね。
解決策は「支出の管理を見直すことです」
支出には「固定費」と「変動費」があるのでまず2つに分けたら、どこにどのくらい使っているのかを書いてみてください。
視覚化することで数値がはっきりとするので、そこから削減できるポイントを見直します。
もっと節約できないか見直してみてください。
例えば家賃を落とす、格安SIMに変える、保険の解約など見直すポイントはたくさんあります。
まとめ
浪費の原因はいろいろあります。
日常のストレス、習慣、周りから受ける情報などで欲望は刺激されます。
まずはそういった刺激を受けないことが大切です。
いろいろな著名人も言っていますが、物より体験にお金を使った方が幸福度は高くなります。
充実した人生にしたいなら今すぐ浪費をなくすべきですね。