「最近イライラする」
「気持ち的に余裕がない」
「集中できない」
など心理的、精神的にストレスがありませんか?
それは部屋が散らかっているのが原因かもしれません。
もちろん部屋ではなく、他のことが要因の可能性もあります。
しかし、部屋の状態と心の状態は繋がっています。
部屋が散らかっていると心も散漫になっています。
整頓されている部屋は気分が晴れやかな気持ちになりますよね?
ですので、まずは部屋の中を整理整頓してみてください。
部屋をきれいにすることによって、あなたのモヤモヤした心もすっきりするはずです。
この記事では、整理整頓と心理状態の関係性をご紹介します。
整理整頓がもたらすストレス軽減効果
整理整頓は、単に物理的な空間を清潔に保つだけでなく、心理状態にも大きな影響を与えます。
整理された環境は、ストレスを軽減し、心の健康を向上させる効果があります。
整理整頓された空間が心の余裕を生む
整理整頓された環境を作ると、心の余裕が生まれます。
散らかった空間は心を圧迫して、ストレスを増大させます。
例えば、散らかった部屋で生活するより、物が整理整頓された部屋の方が落ち着きませんか?
また適切に収納されているので、必要なものがすぐに見つかるので生産性も上がります。
物を無くさないの探すストレスも無くなりますね。
なので、ストレスがたまらないように日頃から整理整頓を意識して、定期的に見直す癖をつけておくと常に余裕がある状態で生活できるようになります。
視覚情報は少ない方がいい
視覚情報とは目から入ってくる情報のことでこれが少ない方がストレスも少なく、勉強や仕事も集中することができまます。
風水では物からは「気」が出ていると言われています。
物が多いということはそれだけ物から気を受けているということです。
必要なものからは良い気を受け取れますが、不要なものからは悪い気を受け取っています。
実は私たちの生活で必要な物はそれほど多くありません。
多くのものはメディアや広告、周りの環境から必要ない物をあたかも必要かのように誘導されています。
企業のマーケティング戦略は強力で、購買意欲を掻き立ててきます。
解決策は1つ。
できる限り情報を遮断することです。
まずは整理整頓をして悪いエネルギーを出している物を排除していきましょう。
捨てる際のポイントは「今使っている」、「今使っていない」で判断して捨てましょう。
本当に必要な物だけで生活していると、それ以外の物を欲しいと思わなくなり、物欲も抑えられるようになってきます。
反対に物が散乱した環境が与える影響
反対に、乱雑な環境は様々な形でストレスを増大させる要因となります。
心理的な混乱にも直結し、日常生活の質を低下させる原因となります。
視覚的による集中力低下と疲労
散らかった環境は、視覚的なストレスになり、集中力の低下や精神的疲労を招きます。
脳は常に周囲の情報を処理しようとするため、散乱した環境では不必要な情報処理に脳のリソースを使います。
特に仕事や勉強の場では、この影響が著しく出ます。
集中力が低下することで作業効率が落ち、それがさらなるストレスを生み出す悪循環を引き起こします。
自己評価の低下
乱雑な環境は、否定的な感情を引き起こすこともあります。
整理整頓ができていない自分に対する罪悪感や、自己管理能力の低さを感じることで、自己肯定感が低下する可能性があります。
これは長期的に見ると、自信の喪失やうつ状態につながることもあります。
精神疾患がある方は部屋が散らかっている場合が多いです。
色々な要因がありますが、部屋の状態=心の状態が繋がっていると感じます。
自己評価の低下は、ストレス耐性を弱め、日常生活のさまざまな場面でストレスを感じやすくなる原因となります。
時間をうまく使えるようになる
無くし物が減る
社会人の仕事上で探し物に費やす時間は年間150時間という調査があります。
1日約30分くらいです。
では探し物をしている心理的状態はどのようになっているでしょう?
「イライラした状態」
「焦った状態」
になりませんか?
特に急いでいるときや重要な場面で必要なものが見つからない状況は、強いストレスを生みます。
このような経験が積み重なると、慢性的なストレス状態になる可能性も高くなります。
整理整頓することによって、物を無くすこともなくなります。
結果、探す時間もなくなり、探すイライラもなくなるので精神的にも良い影響を与えます。
おすすめとしては物の定位置を決めればほぼ解決します。
掃除が楽になる
断捨離をして整理整頓をすると生活の質にも大きな影響が出ます。
掃除が楽になり管理の手間が減るので、その分時間も短縮されます。
物を動かしたり、物が多いとその分手間も時間もかかりますからね。
物が少ければ少ないほど管理する手間もなくなるので使わない物はどんどん処分していくことをおすすめします。
勉強や仕事に集中できるようになる
上記で触れましたが、視覚的に情報量が多いとそれだけストレスを受けてしまいます。
「時間」も効率的に使えるようになります。
勉強や仕事などでいつも集中力が切れるなどで悩んでいる方は是非デスク周りを整理整頓してください。
デスク周りは極力物を置かない環境を作りましょう。
おすすめは…
- パソコン
- マグカップ
- メモ帳
- ペン
の4点で十分です。
パソコンで仕事するならこれで十分です。
また勉強ならその科目しかデスク上に置かないようにします。
他の科目を置いてしまうと別の科目に意識を持って行かれてしまいます。
間違ってもデスクにスマホは置かないでください。
スマホは集中力を妨げる最大の敵です。
もちろん置く物については環境によるので各自で調整してください。
ですが、ポイントは極力何も置かないことです。
ミニマル化と習慣化が正解
ミニマル化でストレス軽減
ミニマリズムは、必要最小限の物だけを所有し、シンプルな生活を目指す考え方です。
このアプローチは、物理的な所有物を減らすことで、心理的な負担も軽減する効果があります。
必要なものを厳選し、余分な物を削減すると心も身軽になります。
結果として、物に囚われない自由な心境が生まれ、ストレスの軽減につながります。
整理整頓を習慣化
整理整頓を日常的な習慣として定着させることは、ストレス予防に効果的です。
例えば、「1日5分の整理タイム」を設けるなど、小さな習慣から始めることで、徐々に整理整頓が生活の一部となり、ストレスフリーな環境を維持することができます。
部屋の乱れは心の乱れ
「部屋の乱れは心の乱れ」
という言葉があるように、部屋の状態と心の状態はリンクしています。
ですので、精神的な不安や疲労がある場合は部屋の掃除がおすすめなのです。
掃除はストレスの減少だでなく、健康的な生活を送れる効果があります。
掃除も一気にやろうとするのではなく、1日10分で部屋の一部分だけやるなど習慣化させることが大切です。
きれいな部屋の方が気持ちがいいですよね。
掃除を習慣化させることができれば、常に晴れやかな気分で生活することができるようになります。
まとめ
この記事では整理整頓が精神に与える影響をご紹介しました。
まずは整理整頓をする。
次に掃除をする。
そしてその状態をキープできるように「整理整頓」、「掃除」を習慣化していきましょう。
完璧を目指さず、少しずつがポイントです。
整理整頓で生活を良い方向に改善していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。