「お金がない」と言っている方は「悪い習慣、必要以上の支出」が原因です。
この原因を見直せばお金を手元に残すことができます。
節約の目的はなんですか?
目的はお金を増やしたい、残したいなどですよね?
お金を増やしたいのであれば「収入を増やす」か、「生活コストを下げる」の2択しかありません。
前者は 時間も労力も必要になり大変で、給料が上がれば税金と社会保険料も上がります。
結果、苦労したのに手元にお金があまり残らない。
後者はやり方さえ間違わなければお金は増えます。
しかしやり過ぎると生活の質を落としたり、稼ぐ力を低下させたりします。
個人的には無理しない程度の節約で稼ぐ力を育てていくことをおすすめします。
小さな節約をしても効果はあまり期待できません。
ましてや生活の質を落としてまで節約してしまうとストレスがたまり逆効果です。
効果的な節約法は大きい支出から見直すことです。
優先度リスト(以下の順で見直すと効果が高いです)
- 家賃
- 車、保険
- 通信費、携帯代
- 光熱費
- 食費
この記事では効果がある節約法を解説していきます。
生活費を「固定費」と「変動費」に分ける
効果的な節約は「固定費を無理のない範囲で落とす」ことです。
ただし、光熱費の節約はやり過ぎると生活の質を落とすのでおすすめしません。
固定費とは?
※固定費とは毎月固定の費用です。
- 住居費
- 光熱費
- 通信費
変動費とは?
※変動費とは月によって変わる費用です。
- 日用品
- 交通費
- 食費
- 娯楽費
住宅環境を見直す
一番大きな固定費は家賃です。
家賃を下げることができればもう7割くらいの節約は終わります。
生活もだいぶゆとりが生まれるでしょう。
可能であれば実家に住むことを強くおすすめします。
おすすめ居住環境
実家に住む(一番おすすめ)
可能な方は実家に住むことをおすすめします。
家賃がかからないと生活コストは大分下がるので、楽に生活することができます。
シェアハウスに住む
他人と生活が苦じゃない方はシェアハウスもおすすめです。
共有している部分があるため気になる方もいると思いますが、その分家賃、光熱費は抑えることができます。
デメリットは年齢制限している点や、都会に集中していることです。
公営住宅(条件あり)
公営住宅もおすすめですが、条件が結構厳しめです。
住んでいる地区にもよりますが、所得や住む家に困っている人など条件があるのでおすすめ度は低いです。
田舎の方の一戸建て
すごい田舎の方に行くと一戸建ての家が格安で借りれたりします。
ですが、利便性が悪くなるのであまりおすすめしません。
そのほかにも田舎特有の人間関係などがあり、田舎でのデメリットも大きいです。
社宅に住む
勤めている会社などに社宅がある方にはおすすめです。
もしくは社宅がある会社に転職するなどです。
デメリットは同僚との距離が近すぎること、社宅によっては職場から距離が離れていることです。
知り合いの方は社宅に住んでいましたが、職場まで片道1時間30分かかるので辞めたと言っていました。
身内の使っていない家
もし身内で誰も住んでいない家があるならそこに住むという選択肢もあります。
実は自分がこれです。
祖母が亡くなったので親戚と共同生活をしています。
アパートに住む場合
環境にもよると思いますが、家賃が低ければ低いほど効果的です。
できれば家賃は3万円以内が理想です。
都心部では難しいですが、地方都市くらいで駅から離れている物件ならそこそこあります。
*こちらのモデルケースは独身者です。
ワンルームの4〜6畳スペース
家賃は3万円以内が理想ですが、ただ3万円で都内はほぼ不可能です。
ですので地方都市がおすすめです。
部屋は狭い部屋を選ぶため、ミニマリストになる必要があります。
ユニットバスタイプを選ぶ
バスとトイレが分かれていると家賃は上がります。
ですのでユニットタイプを選びましょう。
最初は慣れないと思いますが、すぐ慣れます。
駅から徒歩15分くらいの物件を探す
駅らか遠いと家賃は下がります。
少し遠いように感じますが、自転車で行動すれば問題ありません。
生活の足は自転車にすれば健康にもいいです。
地方都市に住む
地方都市の方が家賃も物価も安いです。
ただ仕事のことなどもありますので、どこで何をするかなど見通しは立てておいた方がいいです。
リモートワークや副業で生計を立てる方法もあるので検討してもいいですね。
食事環境を見直す
外食、食費を見直す
固定費ではないのですが、外食は変動値が大きいので見直せれば大きく節約できます。
ただ、食費の見直しは一番最後をおすすめします。
なぜなら食費の節約は生活の質を下げる可能性が高いからです。
コンビニは利用しない
コンビニを日常的に使うのはやめましょう。
スーパーと比べると30〜40%くらい高いです。
どうしても必要な時以外は立ち寄らないようにしてください。
昼食などは自分で自炊した物を持っていくようにしましょう。
自炊は健康的にもいいですし、料理の腕も上がります。
無駄な飲み会、外食は行かない
人間関係を断捨離して、無駄な付き合いの外食はやめます。
本当に付き合っていきたい相手とだけの関係を大切にしていきましょう。
飲み会も1回で1〜2万円くらいは無くなります。
外食もストレス発散などで暴飲暴食せずに程々にしておくと健康にもいいです。
月に行く回数を決めてもいいと思います。
スーパーで買う
食料はスーパーで買うようにしましょう。
買い物に行く際はリストを作り何を買うか事前にリサーチしておくと無駄な物を買うのを防ぐことができます。
あとは予算を決めて、買い物の回数も週1〜2くらいまでにしておくといいでしょう。
また、お店によっては特売日があるのでその日に買い物をできるようにお店の情報を把握しておくことも重要です。
目的がなく、ただなんとなく買い物に行くのは無駄な物を買ってしまうので注意が必要です。
光熱費を見直す
基本的に光熱費の節約はおすすめしません。
なぜなら節約効果が低いことと、生活の質を下げるからです。
例えばこまめに電気を消すとか水道の節水などですが、月に数百円程度の効果しかありません。
もちろん年間にしたら大きくなりますし、完全に無駄ではないのですが、あまりやりすぎるとストレスが溜まります。
今この記事を書いているのが8月なのですが、クーラーをかけていないと死にます。
ここで電気代を節約しようとしてクーラーを使わなかったら熱中症リスクや精神的、健康的にも悪いです。
今の部屋の環境は温度を29度設定で、扇風機を使っています。
無理をしないことが大切です。
結論として、ある程度の節約は大切ですが、やり過ぎれば生活の質を下げてしまうので、心地よい節約を意識して、あまり過剰になり過ぎない節約をすることです。
格安SIMを使う
今時3大キャリア使ってる人はいませんよね?
格安SIMに変えるだけで月額約5000円くらいは節約できます。
年間6万円は節約できます。
おすすめは楽天モバイルです。
人によっては必要ないもの(不要)
固定費の分類なのですが独身には完全に不要です。
保険
基本的には民間保険すべて入る必要はありません。
なぜなら公的保険が充実しているからです。
自分のブログは独身向けに書いているのですが、独身ならなおさら入る必要はありません。
食事に気を使い、定期的に運動をして健康に気を付ければ十分です。
車
車を持つと保険や税金、所有費がかかるので持つのをやめましょう。
できれば地方都市に住み家賃を抑えつつ、行動は自転車で生活できるようにしてください。
住んでいる環境にもよるのですが、田舎の方に行くと車は必需品になります。
その場合は軽自動車です。
個人的におすすめは100cc前後のバイクに乗ることをおすすめします。
50ccでは30キロ規制があり面倒です。
バイクが乗り物では所有コストが一番安いです。
まとめ
巷では節約といったら食費や光熱費が大きく取り上げられていますが、効果が悪いのでそここそにしておきましょう。
節約というか仙人生活に近い記事になってしまいましたが、大切なことはなんのために節約して、節約して得たお金をどこに使うのかも考えた方がいいですね。
ただ闇雲に節約だけして貯金していても楽しくありませんし、お金は使ってこそ意味があります。
趣味に使ったり、スキルアップだったり、旅行に行ったりと人生が楽しくなるようなことにお金を使っていきたいですね。