今自分は戸建ての家で独身の親戚おじさんと3人で共同生活をしています。
自分はミニマリストなのですが、他の2人はミニマリストではありません。
かと言って、マキシマリストってわけでもありません。
今は解決した問題ですが、最初は家全体をミニマイズしたくて他の2人にもミニマリストを押し付けていました。
自分はただミニマリストの魅力を知って欲しかっただけなのですが、2人からしたら少しウザかったようです。
そこでこの記事では、もしパートナーや同居者とミニマリストの価値観をどう共有していくか、どう距離を取っていくかなど関係性の作り方について提案していきます。
独身なら問題ないのですが、家族やパートナーがいると価値観の違いで揉めることもあります。
事前に対策しておけば揉めることも回避出来るかもしれません。
パートナーと価値観を共有する方法
価値観の違いは自然なこと:無理に合わせる必要はない
パートナーと価値観が違うことは、ごく普通のことです。
特に、ミニマリズムのようなライフスタイルに関しては、感じ方や考え方に個人差が大きいため、パートナーと全く同じ価値観を共有するのは難しい場合があります。
大切なのは、価値観の違いを否定せず、お互いの違いを尊重することだと思います。
お互いが快適に過ごせる方法を模索することが、良い関係を保つための鍵です。
無理に合わせるのではなく、違いがあるからこそ新しい発見や成長が生まれます。
まずはお互いの価値観を理解しようと歩み寄ることが大切です。
価値観を共有できない理由
パートナーとミニマリストの価値観を共有できない理由は、いくつか考えられます。
物に対する考え方の違い
ミニマリストにとっては必要最低限のものだけで十分でも、パートナーにとってはそれ以上の物が必要な場合があります。
特に思い出の品やコレクションなど、物に対する愛着や執着度が違うため、価値観のズレが起こりやすいです。
以前テレビ番組で妻が夫のコレクション(模型)が嫌で無理矢理説得して処分させている番組を見ましたが、あれが物に対する価値観のズレです。
無理矢理に価値観を押し付けてしまうと関係性にヒビが入り、最悪崩壊します。
安心感や快適さの感じ方の価値観の違い
例えば、物に囲まれていることで安心する人もいれば、シンプルな空間でスッキリした気持ちになる人もいます。
このような違いは、それぞれのライフスタイルや考え方によるもので、どちらかが正しいというわけではありません。
価値観の違いを理解し、解決する方法
価値観が違うときこそ、お互いの考えを理解し、コミュニケーションの場を作ることが大切です。
コミュニケーションを大切にする
常日頃から会話することを意識することで、お互いの価値観や考え方を確認し合うことができます。
良い関係を維持したいならまずは会話をして、相手の物へのこだわりや理由を聞くことで、これまで見えなかった気持ちを理解できるかもしれません。
ミニマリストなど関係なく、相手の思いや考えを理解したいならまずは会話をして相手のことを知る必要があります。
その次に価値観の共有をしていくと上手くいきやすいです。
共有スペースとプライベートスペースを分ける
ちなみに自分の場合はこれに落ち着きましたね。
それぞれが好きな物を自由に使えるようにするのも一つの方法です。
共有するスペースではお互いに少し譲り合い、個人のスペースでは自由なスタイルを楽しむことで、無理なく価値観の違いを尊重できます。
価値観の違いを理解し尊重することで、お互いがより心地よく過ごせる関係を築くことができるでしょう。
ミニマル思考の強要しない
ミニマリストの価値観をパートナーに押し付けないことは、関係を良好に保つために非常に重要です。
無理強いすることで関係性が崩壊することもあるのでやめた方がいいです。
ミニマリズムは個人の選択であり、全ての人に適しているわけではありません。
そのため、自分が良いと感じるからといって、相手にも同じように感じてもらおうと無理にすすめるのは避けるべきです。
むしろ、日常の生活を通じて、ミニマリズムのメリットを自然に知ってもらうことが効果的です。
例えば、自分のスペースをすっきりと保ち、余計なものがないことで得られる心地よさや、掃除や片付けが楽になる状況を見せることで、パートナーもその良さに気づくかもしれません。
強制するのではなく、自分自身のライフスタイルを楽しむ姿を見せることで、相手にも自然な影響を与えることができます。
もしパートナーが興味を持ったときにサポートできるような関係を築くことが大切です。
それにより、お互いの価値観を尊重しながらも、ミニマルライフスタイルの良さを共有できる可能性が出てくるでしょう。
少しずつ洗脳していく
「単純接触効果」という心理学の効果を利用する。
単純接触効果とは、特定の対象や情報に何度も接触することで、初めは関心がなかったり無関心であったりしても、次第に好意的な感情や興味が芽生える現象です。これは1960年代に社会心理学者ロバート・ザイアンスによって提唱され、広告やマーケティング、日常の人間関係においてもよく見られる現象です。
たとえば、ミニマリストの本を共有スペースに置いておいたり、YouTubeでミニマリストの動画をパートナーにわざとみえるように流すなど、少しずつ情報に触れさせることでミニマリストに興味を持つように仕向けます。
メリット、情報、会話などを日常生活に混ぜ込むことでパートナーに自然な形でミニマリストに洗脳する方法もありかと思います。
ただあくまで「自然に」です。
まとめ
パートナーとの価値観の違いは、時に悩みの種になることもありますが、その違いを楽しむことが関係を豊かにするポイントでもあります。
ミニマリズムは、必ずしも全員に当てはまるライフスタイルではありませんが、お互いに尊重し合うことで、新たな発見や成長の機会が生まれます。
価値観が異なるからこそ、自分にはない考え方や新しい価値観が生まれたりします。
お互いが無理に合わせるのではなく、それぞれの価値観を大切にしつつ、新しい発見を共有する姿勢が、より良い関係性を作るきっかけになります。