現代の豊かな生活では、物に囲まれた暮らしが当たり前とされています。
しかし、ミニマリストたちは逆に「持たないこと」を選び、余計な物を減らすことで本当に必要なものに集中する生活を追求しています。
ミニマリストが持つか持たないかを決める基準は「使うか使わないか」で決めます。
「必要か不要か」の基準だともったいないという感情がブレーキをかけてしまい逆に捨てられなくなってしまいます。
本記事では一般的なミニマリストが持たない物を紹介します。
もちろん、この中の物を持っているミニマリストもいます。
要するに、「自分基準」で持つか持たないかを決めているということです。
持たない物一覧
ソファ
ソファは場所もとるし、処分したり、引っ越すときに大変なので持たないようにします。
わかります。
ソファはリラックスできるし、映画など見ながらダラダラするのは最高ですよね。
でも、スペースをとるので持つのは諦めます。
代わりにコールマンのインフィニティチェアがおすすめです。
インフィニティチェアは「雲のような座り心地」、「人間をダメにする椅子」など絶賛されているキャンピングチェアです。
これを室内でも使用します。
コンパクトに畳めて、リセールもいいのでとてもおすすめです。
テレビ
テレビは無駄な情報や偏った情報が垂れ流しになっている洗脳マシーンです。
芸能人が浮気した、世間の情報など、あなたの人生には一切関係ありませんよね。
必要な情報はスマホで調べるだけで十分です。
スペース的にも邪魔ですし、持っているだけでNHKの料金も発生します。
正直、時代遅れになってきてます。
テレビがなくなればテレビ台も必要なくなるのでスペースも広く使えます。
映画や動画を見たいならプロジェクターをおすすめします。
今のプロジャクターは画質もきれいで、場所もとらず、もちろんNHKの料金も発生しません。
どうしても必要ならプロジェクター一択です。
ラグ、絨毯
ラグや絨毯はホコリが溜まりやすい、ダニの温床になる、掃除の手間がかかるなどなかなかめんどくさいです。
もちろん防音効果や保温効果などあるので、全く無駄とは言いませんが、掃除の手間を考えると必要ないという結論になりますね。
掃除が楽にできるというのは想像以上にいいことです。
ラグがあるないで掃除の手間が全く変わります。
一度この楽さを知ってしまったらもうラグはいらないという結論になります。
基本的に部屋ではスリッパがあれば防音、寒さ対策としては十分です。
カーテン(暗め、遮光)
カーテンも必要ありません。
特に遮光カーテンです。
遮光カーテンは日の光を遮ってしまうので部屋を暗くしてしまいます。
ちゃんと日光を浴びて体のリズムを整えるのが大切です。
日光を浴びないと、精神的にも悪いですし、思考が創造的に働かなくなってしまうのでカーテンは必要ありません。
代わりに日の光が貫通するレースカーテンがおすすめです。
もちろん薄めのロールカーテンなどもおすすめです。
大切なのはきちんと朝日を浴びて起床できることなので、日の光を通す物を選んでください。
もしくは自動開閉 スイッチボットもおすすめです。
観葉植物
観葉植物といっても1メートルくらいある大型の観葉植物です。
30センチくらいの高さならいいと思いますが、あまりにも大きい物はミニマリストは好みません。
確かに観葉植物は風水的にもいいとされていますし、空気をきれいにする効果があるのですが、どうしてもスペースをとりますし、管理の手間もかかります。
どうしても欲しい方は玄関における小型の観葉植物にしましょう。
大きめの間接照明
こちらも同じように大型の物です。
大型の物はどうしても幅を取ってしまうのでミニマリストは嫌います。
間接照明が欲しいならダクトレールライトなど天井に取り付けるタイプやスペースを取らないスポットライトを選ぶようにしましょう。
もちろん電球の色なども暖色系を選ぶようにすると部屋の雰囲気が落ち着くので、電球の色にも気を配るようにしてください。
下記のダクトレールはマコなり社長の動画でもおすすめで登場していました。
テーブル
ソファを買って、テレビを買ったらなぜかテーブルも真ん中に置きたくて買ってしまいます。
目的はソファに座りながらご飯食べたり、本を置いたりでしょうか。
ミニマリストになるとソファもテレビもないので必然的にテーブルも使わなくなります。
それにテーブルにいろいろ置きっぱなしにしがちなので部屋が散らかる原因の1つなんです。
ご飯は仕事やPC作業のスペースで食べるようにしてください。
テーブルは多目的に使えるデスクだけあれば十分です。
最初は慣れないと思いますが徐々に慣れて気にしなくなります。
電気ケトル
電気ケトルみなさんは使っていますか?
個人的には必要がないと思っています。
なぜなら鍋で沸かせばいいと思うからです。
電気代は若干ガスで沸かした方が安いらしいですが、正直そこまでの差はないの気にしなくてもいいでしょう。
鍋は料理にも使うけど、ケトルはお湯を沸かす機能しかないですよね?
機能が限られていることに個人的にはモヤっとします。
機能が被っている、似ている機能なら1つにしたいというのがミニマリスト的な考えですね。
例えば、フェイスタオルとバスタオルも似ている機能(体、顔、頭拭く)ならフェイスタオルだけで十分というミニマリストも多いです。
必要以上の服
みなさん服はどのくらい持っていますか?
社会人の場合月8日くらいの休日としてどのくらい外出しますか?
仕事の疲れも癒したいから1日くらいは家でのんびりしたいなど結局月4くらいとします。
人によると思いますが、3日分のコーディネートが着回せるくらいの数を持っていれば十分です。
それ以上は必要以上の服ですね。
もちろんファッションが好きだからそれ以上所有したいとかならいいと思います。
しかし社会人になると物より経験、スキルアップにお金も時間も使ったほうが幸福度は高くなるので、服への過度な消費はおすすめしません。
ミニマリストはよく色を統一します。
それは服の選択に悩むのは面倒だと感じるからです。
行き着く先は大体みんな同じでオールブラック系になります。
自分もそうなりました。
収納ボックス
収納ボックスは基本買わないようにしましょう。
どうしても必要なタイミングは断捨離・整理整頓が終わった後がタイミングです。
なぜかみんな終わっていない段階で収納ボックスを買いがちです。
必要な物の分別が終わっていない段階で収納ボックスを買うと不要な物まで保管したくなります。
なぜなら人間はスペースがあるとそこを埋めたくなる習性があるからです。
ミニマリストになると分かりますが、物を持たなくなるので収納ボックスはほぼ必要なくなります。
CD・DVD・本・雑誌
物質的に持つ時代は終わりました。
本・雑誌ならスマホやKindleなどのタブレットでも読めるのでデジタル化することをおすすめします。
本当に大切にしたい本だけを残しましょう。
デジタル化することのメリットはスペースが広くなり、掃除も楽にできるようになるので精神的にも時間的にもいい結果になります。
次にCD・DVDも同じようにデジタル化します。
今はネット視聴が一般的なので、もう時代遅れですね。
映画などもNetflixやAmazonプライムなどが充実しているのでわざわざDVDなど所有する必要もないです。
レンタルなどもいちいち借りて返品するのも手間で面倒です。
これを機にデジタル化することを強くおすすめします。
まとめ
「持たない暮らし」や「物の所有からの解放」といった概念は、ミニマリズムの中核にある考え方です。
物質的な豊かさを求める時代から、精神的な充実感や自由を大切にする生き方へのシフトともいえます。
これは単に「物を減らす」という行動だけでなく、何を持つか、なぜそれを持つかを自分軸で取捨選択する生き方の1つです。