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ミニマリスト流・物を増やさない思考法と具体的な方法

そもそも物が増える原因は物を買うからです。
まぁ当たり前ですよね。

「物が増えすぎて、気づけば家の中が散らかっている…」、「つい衝動買いしてしまう」そんな経験はありませんか?

もちろん浪費も人生を豊かにするためには必要なので全ての浪費を否定したいわではありません。

しかし、その浪費が外部的に刺激されて買わされている物か、自分の中で咀嚼して買いたいと思うかは全くの別物です。

ミニマリストの思考法を取り入れることで、物を増やさず、シンプルで快適な生活をすることができます。

この記事では、日々の暮らしで実践できる具体的な方法とともに、ミニマリストが意識している「物を増やさないための思考法」をご紹介します。

目次

物を増やさない方法

購入前に本当に必要か考える

例えばスマホです。
毎年新商品が出ますが、今持っているスマホの機能で十分使えているなら買い替える必要はないはずです。

ですが、わかっていても広告というのは私たちの物欲刺激を巧妙に掻き立ててきます。
iPhone、毎年発売しますが、毎年買い替えている方はいませんか?
もしくは買い替えたくなりませんか?

SNSや動画しか見ていないのに最新のiPhoneは必要ありません。
3世代くらい前ので十分です。

なので購入する前に本当に必要か、なぜ必要か十分に考えなければいけません。

必需品なのか浪費なのかの判断が難しいので勢いに任せて衝動買いしてしまうと後悔することになります。

自分自身に聞いてみるのが一番おすすめです。

  • なぜそれが欲しいのか?(目的は何?)
  • 購入した後どうなる?(快適性や得られるものを説明できる?)
  • 長く使えるか?
  • 自分にとってどのような価値があるのか?
  • 今ある物で代替できない?

最低限上記のことを答えられないのであればやめた方がいいでしょう。

今の物と買いたい物を比較して、機能や快適性はどう変わるのかを具体的に想像できないのであれば買わないことをおすすめします。

一つ増やしたら一つ減らすルールを設定する

新しい物を購入する際は、必ず一つの物を手放すルールを作ると、自然と持ち物の総量が増えません。

特にこのプラマイゼロルールは服の購入の時によく使います。

持ち物の上限を決めておくことが大切です。
例えば…
「靴は3足まで」、「ジャケットは2着まで」、「バックは2つまで」と決めておけば自分の持ち物を見直す機会が増えるので意識的に取捨選択ができるようになります。

ミニマリストたちはこのルールを作っているのでこれからミニマリストになる方は確実にこのルールを設定してください。

同時にルールを守り続けることで、物に対する執着も少しずつ薄れていきます。

お気に入りのアイテムがある一方で、過去に購入したものの今は使わなくなった物も見つかるでしょう。

このルールに従うと、持っている物の価値や利用頻度を見極める習慣がついて、物を手放すことに対する心理的なハードルが下がります。

自分軸で考える

私たちの身の回りには数多くの誘惑があります。
テレビ、SNS、動画、広告、身の回りの人などまで幅広く他人の誘惑があります。

この誘惑に打ち勝つのはなかなか大変です。
有名人が紹介していた商品や、新商品、サービス情報、友人がSNSであげていた高級車などを見ると自分も欲しくなり、物欲が刺激されます。

しかし注意してください。
これらは全て「他人軸」で欲しいと思わされています。

これらを払拭するには2つの方法が有効です。

自分の価値観を理解する

自分はどのような生活をしたいのかを想像してみてください。

「物から得られる幸せより体験やスキルアップに使いたい」なら物質的なものは極力買わない。
「趣味や新しい物に囲まれた生活をしたい」なら自分の許容範囲で購入する。

ミニマリストは「生き方」なので自分がどのように生きたいかを想像してみてください。

それによってお金の使いどころや生活スタイルから「自分軸」が見えてきます。

情報をできるだけシャットダウンする

情報源を断つというのも効果のある方法です。

そもそも見なければいい。

テレビ→捨てる
SNS→情報収集用アカオンリー
動画→削除
身の回りの人→取捨選択する

物欲を刺激されたなと思う情報についてはその都度ブロックするなり、視界に入れないよう調整してください。

時間を置く

実は「時間を置いて」考えることはとても有効な手段です。

例えば、Amazonや楽天のセールなんかは頻繁にやっていて、SNSなどではおすすめのアイテムを紹介している方もたくさんいて物欲を刺激されます。

いくらお得で良い物でも使わなければ意味がありませんよね?
自分にとってその商品が価値があるかどうかは別です。

これを「自分軸」で考えて、使う物なら購入を「検討」してもいいでしょう。

そして、どのくらい「検討」すればいいのか悩みませんか?

結論1ヶ月は最低でも検討してください。
できれば3ヶ月が理想です。

そこまで検討して、やっと購入しましょう。

ちょっとやりすぎと思われるかもしれませんが、ただカートなどに入れておいてたまに理由付けを考えるだけです。

時間を置くことによって冷静になれるので、冷静な判断ができる状況で何度も自問自答してみてください。

整理整頓と定期的な見直し

整理整頓をして定期的に見直してください。

これは家や部屋の状況を把握して、「自分軸」の強化にも繋がります。

常に整理整頓を意識して行えば物欲の抑制にも繋がり、浪費や広告に惑わされることがほぼなくなります。

精神的な疲労や物事に集中できない時は整理整頓・断捨離がおすすめです。

物からはエネルギーが出ているので物を減らすことによってエネルギーの量を極力減らし、心の安定や作業に集中できる環境を作ることができます。

自分軸が大切といっても、やはり精神的に疲れている場合は正常な判断ができなくなり、浪費や衝動買いをしてしまうかもしれません。

そうならないためにも定期的に整理整頓して心も常に安定されるようにしてください。

購入する前に借りる、レンタルを検討する

今はレンタルできるサービスも増えてきました。
このようなサービスを使わないのは本当にもったいないです。

例えば、高額な家電が欲しいとなった場合いきなり購入して失敗したくはありませんよね?

そんな時に役に立つのがレンタルサービスです。

私の場合は以前、高圧洗浄機を借りたことがあります。
結果的にわかったのですが、使用頻度がそこまで高くないので別に購入しなくても使う時にレンタルすればいいとうことがわかりました。

家の肥やしになるのも面倒ですし、管理コストもかかります。
これはミニマリストは嫌がりますよね。

このように購入する前にレンタルしてからわかったこともあります。

まずはレンタルできないか検討してみることをおすすめします。

まとめ

物を増やさないためには、習慣や考え方を少しずつ見直していくことが大切です。

ミニマリストのように、買う前に本当に必要かを考え、所有する物の基準を定め、定期的に見直す習慣をつけることで、生活空間が整い心にもゆとりが生まれます。

シンプルな生活を心がけることで、物欲も減少して本当に大切にしたいものがわかるようになります。

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